NYの中国系店主のネイル店で抗議デモ=店員と客の乱闘騒ぎを受け

The World Video    2018年8月10日(金) 18時10分

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9日、米国・ニューヨークのブルックリンにある中国系住民が営業しているネイルサロンでこのほど、店員と顧客の乱闘騒ぎがあり、店の前で抗議デモが行われるなど騒動が拡大している。

2018年8月9日、米国・ニューヨークのブルックリンにある中国系住民が営業しているネイルサロンでこのほど、店員と顧客の乱闘騒ぎがあり、店の前で抗議デモが行われるなど騒動が拡大している。観察者網が伝えた。

乱闘が起きたのは今月3日の夜。アフリカ系の女性が孫娘を連れてネイルサロンに訪れ、孫娘が眉の処理に不満を持ったことがきっかけ。ワシントン・ポストやニューヨークのデイリー・ニューズ(Daily News)などのメディアは、別の客がフェイスブックに投稿した文章を引用し「アフリカ系の客が眉の処理に不満を抱き、料金の支払いを拒否し双方が衝突した。アフリカ系の客は眉以外のサービスも受けていたが、支払いを拒否したのは眉の分だけ」と報じている。

一方、米華字紙・僑報はネイルサロンの店主の中国系男性の証言を紹介し、「アフリカ系の客は眉の処理に不満を持ち、眉を含むすべてのサービスの料金の支払いを拒否した。店主はすぐに通報し、警察の判断に任せると客に伝えたが、彼女らは知り合いを呼び、店内を荒らし店主の親族に暴行を加えた。店主は客が先に手を出したと主張しており、暴行を受けた親族の写真や動画を警察に提供しSNSにも投稿した」と伝えた。

一連の騒動を受け、今月5日と6日にはアフリカ系住民が同店の前に集まり「店を閉めろ」などを求めデモを行い、一時80人近くが集まったため警察が出動。調査のため警察署に向かっていた店主夫婦に向かってガラス瓶や靴などが投げられるなど騒然とした。さらに、問題の店の近くにある別のネイルサロンも中国系住民が店主を務めているが、そこでも抗議デモが起きている。ネイルサロンは現在営業を停止しており、店主の妻は暴行や武器所持など6つの罪に問われ9月25日に出廷する予定。顧客だったアフリカ系住民の孫娘も暴行の罪に問われている。(翻訳・編集/内山)

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