Record China 2012年7月27日(金) 20時8分
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26日、五輪開催期間中のロンドン市内では深刻な光化学スモッグが発生する可能性が高く、「参加選手の成績や健康に影響を及ぼす可能性が高い」と専門家が指摘している。写真は24日のロンドン。
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2012年7月26日、香港紙・文匯報は「五輪開催期間中のロンドン市内で深刻な光化学スモッグが発生する可能性が高い」と指摘する専門家の意見を掲載した。中国新聞社が伝えた。
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キングス・カレッジ・ロンドンの大気汚染問題の専門家・フラー氏によると、五輪大会期間中のロンドン市内は連日高温が続き、東風が吹くため大会初日から光化学スモッグが発生する可能性があるという。このスモッグを吸入すると呼吸器感染症や呼吸器の問題を引き起こし、呼吸量の多いマラソンやトライアスロン、自転車競技などの耐久性レースに出場する選手の健康や成績に悪影響が出る危険性もある。
ロンドン名物の霧の正体は光化学スモッグや地上オゾンと呼ばれる大気汚染の一種だ。空気中の酸素と自動車や工場からの排気ガスが結合して発生する光化学スモッグだが、最近、英国南部とその周辺では空気対流が続いており、夏の強い日差しと五輪専用レーンによる渋滞などが重なり、ロンドン上空の光化学スモッグ濃度は高まるばかり。英気象庁の予想では28日に行われる自転車ロードレースが影響を受ける可能性が最も高いという。(翻訳・編集/本郷)
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