Record China 2018年8月10日(金) 14時40分
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9日、今月3日に中国で上映が始まった是枝裕和監督の映画「万引き家族」について、「日本映画の記録を更新する見通し」との文章が中国のネット上に掲載された。写真は「万引き家族」の中国版ポスター。
2018年8月9日、今月3日に中国で上映が始まった是枝裕和監督の映画「万引き家族」について、「日本映画の記録を更新する見通し」との文章が中国のネット上に掲載された。
文章はまず、今年5月のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した同作品の興行収入が7500万元(約12億円)を超えたことを紹介。単日の興行収入ランキングで4~5位とそれほど目立った動きを見せていないことを説明し、ある映画ファンから「パルムドール受賞作の国内上映は『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年)以来だが…」と残念がる声が上がったことに言及する。ただ、アニメ映画はさておき、日本の実写映画にとってこれは「快挙」と言える成績なのだそうだ。
文章によると、中国でこれまで最も興行収入が多かった日本の実写映画は昨年9月公開の「銀塊」(8143万元。約13億円)。他はほとんどが2000万元(約3億円)に届いていないという。
文章は「万引き家族」に「退屈」「ユーモアに欠ける」などのレビューが寄せられる一方、映画ファンらの「解読大会」が繰り広げられていることを説明。「1つの『家庭』によって社会、人間関係などさまざまな矛盾を描き出した『万引き家族』は間違いなく素晴らしい作品」とし、ある映画館関係者から「予想以上の成績。この作品は興行収入が5000万元(約8億円)を超えれば成功と考えられていた。現在の状況からすると、1億元(約16億円)も十分に期待できる」とのコメントが寄せられたことを紹介している。(翻訳・編集/野谷)
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