米国の大学生に人気の外国語、日本語や韓国語は何位に?

Record China    2019年11月2日(土) 16時20分

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25日、韓国・KBSは、米国の大学で受講生が多い外国語ランキングを紹介した。写真は韓国のお菓子。

2019年10月25日、韓国・KBSは、米国の大学で受講生が多い外国語ランキングを紹介した。

米国現代語学文学協会(MLA)が6月に公開した報告書によると、16年の時点で米国の大学生が最も多く受講している外国語はスペイン語(71万2240人)で、後にはフランス語(17万5667人)、ドイツ語(8万594人)が続いた。アジアの言語では日本語(6万8810人)が4位で順位が最も高く、中国語(5万3069人)は6位、韓国語(1万3936人)は10位だった。韓国語がトップ10に入るのは06年以降初めてだという。

記事は「興味深いことに他の多くの外国語は受講生が減っているが、韓国語の受講生は増加の勢いが著しい」と指摘している。上位10カ国語のうち、韓国語と日本語を除く8カ国語は13~16年の3年間で受講者が大きく減少した。一方で韓国語は13年より13.7%、日本語は3.1%増加した。

また、06~16年の長期的な推移を見ると、06年に7146人だった韓国語の受講生は16年に2倍近い1万3936人まで増加した。増加率は95%に上り、上位10カ国語の中で最も高かったという。MLAは「米国の若者の間でK-POPをはじめとする韓流コンテンツの人気が高まった結果だ」と分析しているという。

これに韓国のネットユーザーからは「国力が高まった証拠」「BTS防弾少年団)効果だ。本当に素晴らしい」「いつかは韓国語が世界の共通語になったらいいな」「K-POPが大きく貢献したのだろう」「サムスンとかLGのおかげじゃない?」「政治家がめちゃくちゃにした国を企業が生き返らせBTSが引っ張っている」「日帝強占期(日本による統治時代)に韓国語を守り抜いた先祖に感謝する。このようなニュースを目にして空の上で笑っているだろう」など喜びの声が上がっている。

一方で「お金になるから学ぶのだろう。韓国人が英語を学ぶように」「韓国語の授業はほとんどアジア圏の学生が受講するって聞いたけど」「韓流の効果なのかは詳しい調査が必要だ。韓国語を学んで韓国で働こうとする人が多いのでは?」などと指摘するコメントも見られた。

その他「言語も貨幣も結局は国力によって待遇が異なる。みんなで一緒に国力を高めよう」「世宗学堂(韓国政府が公認する韓国語教育機関)が米国や北米にもたくさんできたらいいな」「韓国語は簡単だからね。ハングルは2日で全て読めるようになる。文法は難しいけど単語は読むうちに身につくから簡単だ」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/長居)

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