日中の企業が人材派遣で業務提携=介護分野も視野に入れ研修事業で協力―西安市で契約調印

Record China    2012年7月31日(火) 11時13分

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30日、中国・陝西省西安市の鐘楼飯店で、中国の西安国際と日本のアルムHDグループが業務提携を結んだ。写真は左から計良昌幸社長(アルムヒューマン)、蒋建人総経理(西安国際)、増山謙二社長(アルムHD)。

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2012年7月30日、中国の人材派遣企業である西安国際(西安国際経済技術合作有限公司)と日本の人材サービス・受託製造企業アルムホールディングス・グループは、日中両国の人材を最大限に活用し幅広い事業分野で協力する業務提携締結を、中国・陝西省西安市の鐘楼飯店で結んだ。西安市商務局の路(ルー)局長や西安国際合作所の胡(ホー)所長など多くの関係者が出席した。

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西安国際は、西安市政府に所属する企業で、95年から日中の研修事業に力を注ぎ、日本に対しすでに食品や機械製造、電気組立、プラスチック成型などの業種で、約1万人の中国人研修生を送り出している。一方アルムHDグループは、メディカル分野に特化した製造受託や人材サービス、品質管理が厳しい飲料の受託製造などに実績がある。

具体的な提携内容は、西安国際が中国国内での日本語教育をはじめとする事前研修を行うなど、人材の送り出し機関の役目を担い、アルムHDグループが日本国内での人材受け入れ企業の開拓と人材管理を行う。また今回の提携は介護関連分野での協力も視野に入っているという。

さらに、日本国内での研修等終了後、中国国内での就労についても日本の研修先企業の中国国内関連会社で就労の機会を創出していくという。

なおこの契約については、ダイナリンク株式会社(本社東京都新宿区)が両社を引き合わせ、業務提携をコーディネートした。(編集/内山

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