Record China 2018年8月16日(木) 10時40分
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10日、日本新華僑報は、「日本で暮らす中国人留学生のアルバイトの目的に巨大な変化が生じている」との記事を掲載した。写真はファミリーマート。
2018年8月10日、日本新華僑報は、「日本で暮らす中国人留学生のアルバイトの目的に巨大な変化が生じている」との記事を掲載した。
記事はまず、コンビニエンスストアを例に挙げ、「ほほ笑みを浮かべてレジに立つ外国人バイトは日本独特の風景になった」と、日本のコンビニ業界にとって外国人従業員は欠かせない存在になっている状況を説明する。そして、コンビニで働く外国人には単に時間、体力とバイト代とを「交換」するだけでなく、「バイトを通じて日本語力を磨きたい」との目的もあることを紹介。東京のコンビニで働く中国人学生からは「日本語学校のクラスメートはほとんどが中国人。日本社会や日本人に接する機会は少ない。両親は学費と生活費を提供してくれるが、やはり外に出ていろいろなことを勉強したい」との声が寄せられたそうだ。
記事はさらに、「バイトの目的の変化は彼らが選ぶ業界の多様性からもうかがい知ることができる」とし、バイト先の幅が広がっていることも指摘。東京のある私立大学で学ぶ中国人学生は「自分を含め、周囲にはIT企業でバイトをする人が少なくない。賃金が比較的高い上、仕事の中で自分の能力を高めることができるからだ。今、多くの日本企業は外国人従業員を歓迎している。留学生が希望の仕事を見つける機会も増えてきたように思う」と話しているという。
記事はこうした変化の背後にある動きとして、コンビニ企業が外国人従業員のトレーニング用資料にたくさんのイラストを使うなどの工夫を凝らしたり、人手不足に悩む企業が多い中、在日外国人を対象とした就職支援企業があることを紹介。このほか、「一部企業は外国人材の獲得にお金を使い始めた」と説明し、「トレーニングにはより多くの時間とエネルギーが必要だが、外国人は日本人に劣らない能力を持っている。また、外国人従業員の語学力と母国文化への知識は会社の発展に役立つからだ」と指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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