中国版ツイッター「微博」の“中毒者”が急増、プライバシー流出の危険も―中国

Record China    2012年8月1日(水) 7時36分

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30日、今年6月末時点で中国版ツイッター「微博」(ミニブログ)の携帯ユーザーは1億7000万人に達した。だが、日常生活に支障をきたすほどの“中毒症状”を起こしている人も増えているという。写真はミニブログでの予約受付を始めた南京のタクシー運転手。

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2012年7月30日、中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、今年6月末時点で中国版ツイッター「微博」(ミニブログ)の携帯ユーザーは1億7000万人に達した。だが、日常生活に支障をきたすほどの“中毒症状”を起こしている人も増えているという。中国新聞社が伝えた。

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IT企業で働く「80後」(1980年代生まれ)の陳(チェン)さんは朝起きてから夜寝るまで携帯電話を片時も離さず、ミニブログをチェックしている。「目新しさに惹かれて軽い気持ちで始めたんです。でも、だんだんと習慣になってきて、そのうち離れられなくなりました。友人たちもみなやっているので、欠かせないコミュニケーションの道具と化しています」と話す。

今や何をするにもミニブログに頼る毎日だ。好きなブランドの服のチェックには毎日1時間を費やす。どこで食事をするか、週末にどこに遊びに行くか、夏バテによい食べ物は何かなど、すべてミニブログで「答え」を探す。

会社側にとっても、従業員のミニブログ中毒は頭が痛い。特に「給料が安い」「上司が気に食わない」などの愚痴をこぼされてしまっては会社のイメージに傷がつく。また、新商品の情報を発売前に漏らされてしまってはかなわない。

このほか、息子の受賞が嬉しくて顔写真をアップしたところ、誘拐されて10万元(約120万円)の身代金を要求されたという事件も起きている。記事は「ミニブログは便利な反面、プライバシーの流出という危険性も伴っている」と注意を促している。(翻訳・編集/NN)

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