2012年7月29日、台湾のニュースサイト・NOWnewsによると、中国では夏休みも半ばになりつつある中、インターネット上に「夏休みの宿題、代わりにやります」という広告が数多く現れている。

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多くはページ単位で料金が計算され、相場は1ページ2元（約24円）。1冊まとめての場合は50元（約600円）で、作文は1篇10元（約120円）。ある業者は40ページの算数の宿題と問題100問の解答料金は基本料金300元（約3600円）で「詳細は応相談」としている。

また、3人以上で一緒に申し込むと3割引にするなど、ボリュームディスカウントをアピールする業者もあり、「面倒事はお金で解決しよう」と少なからぬ子どもを引きつけている。実際に宿題を解いているのは現役の大学生。夏休みによい小遣い稼ぎになるという。

しかし、こうした状況に子どもの成長と将来を案じる父兄も少なくない。弁護士は「宿題を他人が代わりにやっても違法とは言えない」とするが、「学校に見つかれば処分されるはずだ」としている。（翻訳・編集/岡田）