米ファストフード、中国人の健康損なう=肥満、糖尿病、心臓病が急増―米誌

Record China    2012年8月1日(水) 17時14分

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7月28日、中国では急速な経済成長による食生活の西洋化により、肥満、糖尿病、心臓病などの慢性疾患が急増している。写真は南京市内のマクドナルド。

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2012年7月28日、環球時報によると、米フォーブス誌(電子版)は26日、「米国のファストフード、中国人の健康に重大な影響」と題する記事を掲載し、中国では急速な経済成長による食生活の西洋化により、肥満、糖尿病、心臓病などの慢性疾患が急増していると伝えた。

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中国は経済成長と近代化に伴い、肥満や慢性疾患が爆発的な勢いで拡大している。収入が比較的高い都市部のサラリーマンは、先を争って米国系ファストフード店に群がっている。中国を含む新興国は、先進国の長所だけでなく、“不健康”や有害な物まで吸収しようとしている。

肥満、糖尿病、心臓病、がんの罹患率は、中国で驚くべき速度で上昇している。中国人も米国人と同じ健康面での危機に直面している。ケンタッキーフライドチキン、ピザハットマクドナルドなど米系チェーン店が中国ファストフード市場を席巻。発展に伴い中国人も時間に追われるようになり、より手軽なファストフードが好まれるようになった。

中国政府はここ数年、医療改革に取り組んでいるが、食生活の西洋化で目立った効果はみられない。ある統計によると、中国人の死因の85%が慢性疾患によるもので、米国(70%)、世界平均(63%)を大きく上回っている。(翻訳・編集/AA)

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