慰安婦テーマの映画「大寒」、世界慰安婦記念日に合わせ再上映―中国

Record China    2018年8月14日(火) 9時50分

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13日、中国メディアの環球網は、「慰安婦」をテーマにした映画「大寒」が、14日の6回目の「世界慰安婦記念日」に合わせて中国全土で再上映されると報じた。写真は南京利済巷慰安所旧址陳列館。

2018年8月13日、中国メディアの環球網は、「慰安婦」をテーマにした映画「大寒」が、14日の6回目の「世界慰安婦記念日」に合わせて中国全土で再上映されると報じた。

報道によると、「大寒」は、山西省陽泉市盂県の元慰安婦、崔大●(ツイ・ダーニー、●は女へんに尼)さんの訴訟で戦い続けた生涯を軸に、慰安婦の民間調査を行う張双兵(ジャン・シュアンビン)氏の視点から描いたストーリー。張氏が1982年以降に同省内で知り合った127人の元慰安婦の物語が集められている。張氏はこれまでに16人の元慰安婦とともに日本で訴訟を起こしてきたが、いずれも敗訴しているという。

環球網によると、「大寒」は年初に中国全土で上映されたが、正月映画と時期が重なったことなどもあり、最終的な興行収入は143万1000元(約2300万円)にとどまったという。

再上映前日の13日、江蘇省南京市の利済巷慰安所旧址陳列館で、映画フィルムのコピー寄贈式典が行われ、中国人民抗日戦争紀年館、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺記念館)、八路軍太行紀念館、南京利済巷慰安所旧址陳列館がそれぞれ寄贈を受けた。(翻訳・編集/柳川)

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