The World Video 2018年8月15日(水) 15時50分
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14日、中国の広西チワン族自治区南寧市の呉[土于]国際空港でこのほど、女性が「機内に爆弾がある」と大うそをつく騒動が起きた。
2018年8月14日、中国の広西チワン族自治区南寧市の呉[土于]国際空港でこのほど、女性が「機内に爆弾がある」と大うそをつく騒動が起きた。中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。
騒動が起きたのは10日の昼ごろ。空港の男性職員が搭乗口で作業していた際、女性が「GX8925便の機内に爆弾がある」と発した。職員はすぐに通報し、当該便の旅客機と搭乗予定の乗客および荷物の検査を行った。
警察が空港に到着すると、機内に爆弾があると言った女性は地面に座り泣いていた。女性は自身の発言と、爆弾はうそだったと認めていたが、泣きながら強い口調で「職員は私の要求に応えなかった」と語っていた。
一緒に空港に来ていた男性によると、女性の親戚が病気になり女性は事前にチケットを手配したのだが、10日に発つはずが間違って11日のチケットを買ってしまい、10日に空港に来た際搭乗することができなかった。女性は10日の便で席を確保してほしいと求めたが、この要求はかなわず問題を解決してほしいがために旅客機を飛ばさないように爆弾があるとうそをついたという。
その後、旅客機に不審物が確かにないことを確認した後、乗客172人は2時間半遅れで搭乗した。女性は公共秩序を乱したとして警察に拘束され5日間の拘留処分を科せられた。
中国では同様の騒動が7月5日に広東省珠海市で起きている。同案件の場合は妻が夫の浮気を疑い、夫が爆弾を所持していると警察に通報。結局フライトは3時間の遅延となり女性も拘留処分を受けた。多くの人に影響を与えたこともあり、南寧市の一件含めネットでは「数日の拘留処分では軽すぎる」と再発防止のため厳しく罰するよう求める声が多く寄せられている。(翻訳・編集/内山)
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