「南北統一は必要」と考えるソウル市民はどれくらい?ネットでは否定意見多数

Record China    2019年12月28日(土) 17時0分

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25日、韓国・ニューシスによると、ソウル市民の約7割が「南北統一は必要」と考えていることが分かった。写真は南北境界・板門店。

2019年12月25日、韓国・ニューシスによると、ソウル市民の約7割が「南北統一は必要」と考えていることが分かった。

記事はソウル市が25日に公開した「ソウル市民の南北交流協力の意識調査」の結果を伝えている。それによると、「南北統一は必要」と回答したのは74.2%で、「統一は必要ない」という回答は25.9%だった。統一の時期については「20年以内」と予想する人が25.6%で最も高かった。一方で「統一は不可能」という意見も17.0%に達したという。

また、統一後に最も期待される社会問題の改善分野としては「経済成長率(35.4%)」が最も多く挙がり、「理念葛藤(31.3%)」「失業率(18.8%)」などが続いたという。

ただし「南北関係の認識」についての質問には否定的な回答が目立ったといい、5年以内の南北関係の展望を「良くなる」と考える人は39.5%だった。北朝鮮の非核化の可能性については71.1%が「低い」と回答したという。

今回の意識調査は昨年12月以来1年ぶりに実施された。調査は満19~69歳のソウル市民2000人を対象に、先月26日から今月3日まで行われた。

これを受け、韓国のネット上では「南北交流に賛成。損はしない。だから早く進めて」と南北統一に前向きな声も上がっているが、多くは「今の北朝鮮が統一できる状況?」「賛成と反対が逆じゃなくて?」「韓国内でも分裂してるのに、何が統一だ」など否定的な声となっている。また「北朝鮮好きの文政権が結果を操作したのでは?」と疑う声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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