Record China 2018年12月13日(木) 6時0分
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10日、韓国・SBSは、北朝鮮が今年9月に平壌で結ばれた南北軍事合意を破り続ける理由について報じた。写真は南北境界の板門店。
2018年12月10日、韓国・SBSは、北朝鮮が今年9月に平壌(ピョンヤン)で結ばれた南北軍事合意を破り続ける理由について報じた。
記事によると、北方限界線(NLL)に緩衝地帯が設置された11月1日、延坪島(ヨンピョンド)の向かい側にある北朝鮮の甕津(オンジン)半島ケモリ海岸では、海岸砲3基のうち1基が開放されていた。北朝鮮は「砲門が開かれた陣地の中には海岸砲がない」と説明しているが、延坪島など北西島しょの向かいの北朝鮮側では、いまだに多くの海岸砲が開放されているという。
これについて韓国政府消息筋は「肉眼で見える海岸砲の砲門は閉じていたが、奥まった入り江の海岸砲の多くは開いている」と話している。またNLLではなく、北朝鮮が主張する海上境界線「警備界線」の遵守を求める警告放送も続いているという。
それにもかかわらず偶発的な衝突防止に向けた南北艦艇間の交信は約束どおり進められており、韓国軍は「北朝鮮が韓国側の対応態勢を調べるため一部で違反行為を行っている」とみているという。
記事は「非武装地帯のGP撤収など南北軍事合意が誠実に進められているだけに、北朝鮮の違反行為がある場合には指摘が必要」と伝えている。
これに、韓国のネット上では3000件以上の多くのコメントが寄せられている。「こうなることを予測できなかった?」「これまで幾度となくだまされてきたのにまだ分からない?」「信じる方が悪い」など驚く様子はなく、むしろ「少しは警戒心を持って。北朝鮮とは友達になれない」「韓国が攻撃されるかもしれない。今からでも韓国の国土防衛をしっかりしておこう」と不安がる声や、文大統領に対し「こんな状況なのに北朝鮮に何も言えない文大統領はアウト!」「またロウソクを手にして文大統領を弾劾し、韓国を守らなければならない」と厳しい声が上がっている。(翻訳・編集/松村)
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