金正恩氏、胡錦濤主席の使者と会見せず=その背景とは―米華字メディア

Record China    2012年8月2日(木) 12時45分

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7月31日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国の胡錦濤国家主席の使者が訪朝したが、金正恩氏が会見を拒否したと伝えた。写真は4月、北朝鮮閲兵式のニュースを見る中国人。

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2012年7月31日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の使者が訪朝したが、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が会見を拒否したと伝えた。

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7月30日、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞(ワン・ジアルイ)部長が北朝鮮・平壌市を訪問した。翌31日には韓国紙、日本紙がこのニュースを報じたが、異例にも中国メディアは報道していない。その理由は王部長が金正恩第一書記と会見できなかったためだと指摘されている。

王部長はたびたび北朝鮮を訪問し、胡錦濤国家主席のメッセージを伝えてきた重要人物。その王部長が金第一書記と会見できなかった理由とはなんだろうか。ある専門家によると、金第一書記は就任後、まだ正式な外交活動を行っていないため、最初に会う外国の賓客が王部長になることを避けたとの分析もある。

また、3年間は喪に服すという儒教的伝統から、少なくとも3年間は公開の外交活動を避けるとの見方もある。北朝鮮の事情はともかく、中国のメンツが潰された形となったことで中国サイドは不満を見せているという。(翻訳・編集/KT)

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