13年に探査機の月面着陸を計画、長期的には有人月面着陸を視野に―中国

Record China    2012年8月2日(木) 15時51分

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1日、中国が13年下半期に探査機の月面着陸を計画していることが分かった。

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2012年8月1日、環球時報によると、AFP通信は中国が13年下半期に探査機の月面着陸を計画していると伝えた。長期的には米国に続く有人月面着陸を目指しているという。

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中国の宇宙開発戦略は、世界における中国の地位向上や科学技術力の発展、中国共産党が貧困国を富裕国へ転換させたというイメージ作りなどの目的がある。中国が宇宙戦略を展開し始めてからすでに20年が経過しており、この間中国政府は巨額の資金を投入し、大きな成果を上げてきた。最近では12年6月の中国初の女性宇宙飛行士を乗せた有人宇宙船「神舟9号」による過去最長の13日間に及ぶ宇宙飛行の成功などがある。

また、月探査プロジェクトでは、07年と10年に月探査衛星「嫦娥1号」「嫦娥2号」の成功があり、今回の計画では初めて機器による月面着陸を目指す。さらに長期的には、米国に続く有人月面着陸を視野に入れて計画を進めている。

スペースアナリストの陳藍(チェン・ラン)氏は「来年の月探査計画は中国の能力と予算の範囲内。しかし、有人月面着陸は中国が近々実現すべき目標となっているわけではなく、技術的な問題とともに政治的な要素を含んでいる」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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