Record China 2018年8月15日(水) 16時20分
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15日、環球網によると、あるネットユーザーの「不適切」な書き込みを受け、中国の公安当局が自首を呼び掛けるなど物議を醸している。
2018年8月15日、環球網によると、あるネットユーザーの「不適切」な書き込みを受け、中国の公安当局が自首を呼び掛けるなど物議を醸している。
四川省綿陽市公安局のネットパトロール隊は14日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でアカウント名「司波達也太君」のネットユーザーに対して、「すぐに不適切なコメントを削除し、公安機関に自首してください。さもないと、あなたを待ってるのは法的な厳罰です」と警告した。
パトロール隊は「司波達也太君」さんについて、「度重なる警告にもかかわらず、コメント欄で民衆を惑わせ、精日(精神日本人)的な発言や中国侮辱発言、国家分裂をあおる発言をしており、こざかしく拙劣なパフォーマンスはすでに法律に抵触している」としている。
記事によると、「司波達也太君」さんはこれまで、「安倍首相は私の実の父(崇拝の対象)なのだ」「運が悪かった。間違った国に生まれた。結果、悲惨な未来しかない。来世は台湾人か日本人に」「統一したら中国の警察は台湾人民をいじめるだろう。だから台湾人民は統一を拒否しているんだ」「どの法律が『台湾国』と言ってはいけないと規定しているんだ?」「2008年の事件の時にも、殺害された警官を侮辱する人たちがいたが、その時は逮捕されなかった。今は18年。犠牲になった警官を侮辱すると逮捕される。思わず歴史の教科書の表題『中央集権の強化』を思い出したよ」といったコメントをネット上で投稿していたという。
なお、このネットユーザーのアカウント名について、ネット上では日本のライトノベル「魔法科高校の劣等生」の主人公「司波達也」から付けたものと解釈されている。「太君」は日本人を指す。
「司波達也太君」さんは15日に自身の微博の投稿をすべて削除。その後、立て続けに次のような投稿を行っている。
「警察の方、私を誤解されています。私は台湾独立を支持する意図はありません。私が言いたいのは『中国の警察が素養と仕事に対する態度を、台湾の警察と同じくらいに高めてから統一を』ということです。台湾の警察は本当に真面目です。私はただ中国の警察にも彼らのように優秀になってほしい。そうすれば、統一後に双方の人民にとって有益だということです」
「私は実は精日ではなく、日本の警察が大好きなだけなのです。日本の警察官の素養と仕事に対する態度は世界一です。ドラマの中でも、現実世界でも素晴らしいです。この点は、日本に留学している友人が証明してくれます。私が好きなのは第2次世界大戦中のファシズムの野蛮な日本ではなく、現代の法治がしっかりした日本。皆さん誤解しないでください」(翻訳・編集/北田)
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