Record China 2012年8月2日(木) 14時25分
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1日、ロンドン五輪男子体操個人総合決勝で、内村航平が金メダルを獲得。隣国の中国からも多くの賛辞が飛んでいる。写真は記事中で取り上げられている中国の“体操王”楊威。2007年、中国の全国体操選手権優勝時。
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2012年8月1日、ロンドン五輪男子体操個人総合決勝で、内村航平が金メダルを獲得。日本選手としては1984年ロス五輪の具志堅幸司以来、28年ぶりの快挙を成し遂げた。大きな重圧をはねのけての勝利。表彰台でやっと心からうれしそうな表情を見せた内村選手に、隣国の中国からも多くの賛辞が飛んだ。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、以下のような声が並んでいる。
【その他の写真】
■内村をたたえる声
「ラララ〜、今日は口笛吹きながら出社したよ」
「彼は完璧だった。彼は日本人だけど、人を好きになるのに国境なんて関係ないよね。彼、すごかった、チャンピオン、イエ〜〜イ」
「やっぱり内村におめでとうを言いたい、あの失敗(=団体総合決勝でのミスを指して)から、こんなに早く立ち直るのはスゴイと思うんだ」
「今大会ではずっと眉間にしわを寄せていたよね。昨日はやっと笑顔になった〜、彼はやっぱり笑顔がイチバン」
「跳馬で着地した時の安定感を見て、彼が王者の風格を取り戻したことを感じた」
「内村航平、大和民族の誇り…(※中国人のコメント)」
実は個人戦には中国が参戦していなかった。そのため、張り合いを感じなかったとの声も当然、多かった。
■中国不在を惜しむ声
「内村の金メダル、28年ぶりの個人総合金メダル、ドイツの銀メダル、本当におめでとう。田中選手、残念でした。しかしながら、決勝に中国人選手の姿を見ないとは!」
「中国人選手が1人も参加していないのは、内村が強すぎるから試合放棄したんじゃないの?きっと種目別に集中するんだろう」
「もし中国人選手が参加していれば当然、内村選手よりも彼らを応援したけれど」
「個人総合の世界で楊威(ヤン・ウェイ)が不在となってから、内村無敵の時代になったね。中国が第2の楊威を輩出して空白を埋めてほしいね」
(※楊威:“体操王”と呼ばれる元・中国のエース。北京五輪金メダリスト。2009年に引退)
それにしても中国ファンの視線は熱い。こんなコメントまで見られた。
「選手の傍らにいた冨田さんがやっぱりカッコイイ」
(※冨田洋之:“美しい体操”を目指した元・日本のエース。2008年の北京五輪後に引退。現・日本五輪委専任コーチで、ロンドン五輪にも参加している)(翻訳・編集/愛玉)
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