Record China 2012年8月4日(土) 9時49分
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いまだ言論の自由にほど遠い中国はメディアやネットでの発言に目を光らせ、政府に不利な発言があるとすぐに削除する。また、国民の代弁者である人権活動家たちへの風当たりも強く、人権活動家たちは命を賭して権利を主張している。写真は盲目の人権活動家・陳光誠氏。
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大きな発展を遂げた中国だが、言論の自由にはまだほど遠い。中国当局はメディアやネットでの発言に目を光らせ、政府に不利な発言があるとすぐに削除する。また、国民の代弁者である人権活動家たちへの風当たりも強い。2010年のノーベル平和賞を受賞し、現在も服役中の民主化運動家・劉暁波(リウ・シャオボー)氏や、当局の監禁から脱出後米国へ留学した盲目の人権活動家・陳光誠(チェン・グアンチョン)氏といったように、人権活動家たちは命を賭して権利を主張している。
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2012年8月1日、中国の著名経済学者、韓志国(ハン・ジーグゥオ)氏は中国の言論について、「中国は言論の自由に関して、前世紀の50、60年代レベルにまで退化している。重大事件が発生すれば当局は真っ先に隠蔽(いんぺい)し、隠蔽が難しくなると、情報が漏えいしないよう至る所に圧力をかける。それでもダメなら実力行使に出るという具合だ。だが、本当に群集事件を減らしたいのであれば、世論を公開し透明性のある政府を目指すべきである。実際民主主義国家のメディアと学者たちは、政府の悪行を暴き醜態を伝えている。政府のスキャンダルを徹底的に暴けば暴くほどにスキャンダルは減るからだ」と自身のマイクロブログに意見を掲載した。(翻訳・編集/内山)
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