2012年8月2日、台湾の人気ユニット・フェイルンハイ（飛輪海）のジロー（汪東城）が、今月末に初のソロアルバムをリリースする。聯合報が伝えた。

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メンバーのアーロン（炎亞綸）に続き、今度はジローがソロ歌手としての活動をスタート。今月24日、ロック調の楽曲で構成されたソロアルバム「［イ尓］在等什麼」をリリースする。所属レコード会社の華研唱片公司（HIM）によると、今回のソロデビューにユニット解散という意味は持っていない。

ジローは12年前にデビューしているが、2005年にフェイルンハイが結成されるまでの5年間は、家族の生活を支えるために1日3つのバイトをかけ持ちする苦しい生活だった。高校時代も父親の入院費と自分の学費を稼ぐためバイトに明け暮れ、芸能界で成功するまでの下積みは、誰よりも重い経験をしている。ロック音楽を中心に据えたアルバムは、ジローにとって15年越しの夢を叶えることになり、これまでの道のりを振り返って、感慨深いものがあるという。（翻訳・編集/Mathilda）