<レコチャ広場>中国のミスコン入賞者が「ブサイク」になっていく5つの理由―中国

Record China    2012年8月4日(土) 10時44分

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1日、中国各地のミスコンで「美女」とは程遠い入賞者が相次いでいることを受け、中国のブログサイトに「中国のミスコン入賞者がどんどんブサイクになっていく5つの理由」と題した記事が掲載された。写真はミス・インターナショナル海南地区予選で選ばれた上位3人。

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2012年8月1日、中国各地で開催されるミスコンで「美女」とは程遠い入賞者が相次いでいることを受け、中国のブログサイト・鳳凰博報に「中国のミスコン入賞者がどんどんブサイクになっていく5つの理由」と題した記事が掲載された。以下はその内容。

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「インターナショナル」と銘打たれたミスコンが中国各地で開催されているが、上位3人の入賞者がどう見ても地元を代表する美女とは言い難いといったクレームが噴出している。なぜ、ここまで「ブサイク」な入賞者が各地で誕生しているのか?中国人の「美の基準」が世界と大きくかけ離れているだけ?実は先日、筆者の同級生である業界関係者がその裏事情を教えてくれた。

原因は大きく分けて5つ。まずは主催企業。そのほとんどは香港やアモイで登記しただけのペーパーカンパニーで、国際的なミスコンを主催する力など全くない。「インターナショナル」という言葉を加えれば、何となく聞こえがよいというだけのことらしい。目的は単なる金もうけ。だが、一般の人には会社名だけでペーパーカンパニーかどうかなど、見分けがつかないだろう。

会社自体に何の経験も資金力もないため、PR不足になるのも仕方がない。コンテストの開催を知る人が少なければ、応募者の数も限られてくる。実際、重慶で行われた大会では予定人数に達しなかったそうだ。知名度の低いコンテストに期待通りの美女がどれくらい集まってくるというのだろうか?

資金のすべてをスポンサーに頼っていれば、会社側がすべて言いなりになるのは当然のこと。スポンサーが推してきた「美女」を入賞させるのも暗黙の了解だろう。審査員も最初から「裏取引ありき」のため、単なるお飾りにすぎない。専門的な知識や経験のない素人同然の人たちがしたり顔で審査しているというのが本当のところのようだ。

1番気の毒なのが、レベルの低いヘアメークを施された本人たちだろう。「ブサイク」とたたかれた彼女たちも、実は化粧を落としたスッピンはそれほどブサイクではない。会社側にプロを雇う金がないため、その辺の美容院や写真館から集めてきた美容師たちに頼んだだけだったらしい。

これで、中国の「インターナショナル」と名の付くミスコンでブサイクな入賞者が続出している原因がお分かりいただけただろう。こんなシステムで行われるミスコンで、誰もが納得するような絶世の美女が選ばれることはあり得ないということだ。(翻訳・編集/NN)

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