2012年8月3日、亜州週刊はこのほど、薄熙来事件関係者の処分が内定したと報じた。

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薄熙来（ボー・シーライ）元重慶市委書記が失脚した今回の事件は天安門事件以来最大の政治事件とも呼ばれている。現在の焦点となっているのは薄元書記及びその妻の谷開来（グー・カイライ）にどのような処分、罪状が科されるかだ。

7月26日、新華社は谷と薄熙来家の使用人・張暁軍（ジャン・シャオジュン）が英国人ビジネスマンのニール・ヘイウッド氏を殺害した罪に問われ、安徽省で起訴されたと報じた。すでに処分は内定しており、谷は執行猶予付き死刑または懲役15年、張は死刑が科されるという。

一方、これまで「深刻な紀律違反」とだけ伝えられてきた薄元書記の処分はいまだ決定していないという。ただし一部で取りざたされてきた「権力簒奪」の罪は問わないことが決まっている。（翻訳・編集/KT）