「歴史のねつ造」「海外作品リメーク」禁止=広電総局がドラマに制限指示―中国

Record China    2012年8月5日(日) 7時24分

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3日、中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が、テレビドラマの制作について6つの制限を指示した。写真はドラマ「軒轅剣」。

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2012年8月3日、中国のメディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)が、テレビドラマの制作について6つの制限を指示。創作性の空間をますます狭める措置となっている。和訊網が伝えた。

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広電総局がこのほど、中国のテレビ局に対し、テレビドラマの制作について6つの制限を通達。「時代劇は史実のねつ造をしない」「海外ドラマのリメークをしない」「革命歴史ドラマは敵・味方を明確にする」「ゲームをドラマ化しない」などの6カ条で、各局の混乱は必然といった事態に発展している。

中国では近年、韓国ドラマが次々にリメークされ、昨年は「妻の誘惑」の中国バージョン「回家的誘惑」が空前の大ヒットを記録。湖南衛星テレビでは、人気ゲームをドラマ化した時代アクション作品「軒轅剣」を放送中で、いきなりの“急ブレーキ”につまずいた形だが、局側では放送中止などは検討しておらず、今月末には最終話を迎えるという。

今後、各テレビ局が徐々に実施していくと思われる今回の6カ条。だが、締め付けの厳しさが創作性の空間を奪うとして、ネット上ではテレビ関係者や視聴者からも怒りと反対意見が多く上がっている。(翻訳・編集/Mathilda

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