「宇宙強国」目指す韓国が新型ロケット発射へ、先代は3回のうち2回失敗―中国メディア

Record China    2018年8月18日(土) 8時40分

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16日、澎湃新聞は、「宇宙強国」を目指す韓国が今年10月にKSLV−2型ロケット発射を計画していると報じた。資料写真。

2018年8月16日、澎湃新聞は、「宇宙強国」を目指す韓国が今年10月にKSLV−2型ロケット発射を計画していると報じた。

韓国紙・中央日報電子版の16日付報道によると、韓国航空宇宙研究院が14日、10月に発射予定の同ロケットの模擬ロケットを全羅南道高興外羅老島の発射台まで運んだ。模擬ロケットは実物と同じ寸法だが打ち上げることはできないとのことで、実物の発射に向けて1カ月間の各種テストや検査を受けるという。

KSLV−2ロケットは韓国製の三段型ロケットで、二段型ロケットだった先代の羅老ロケット(KSLV−1)よりも長くて重い全長46.5メートル、重さ200トンとなっており、一段ロケットの推力も300トンと羅老ロケットよりもはるかにパワーアップしているという。また、最大積載能力も先代期の100キロ余りから1.5トンへと大幅に拡大しており、10月の発射に成功すれば、韓国は小型衛星を自国のロケットで宇宙に運べるようになる。

記事は「先代の羅老ロケットは2009年、10年の2度発射に失敗し、13年の3度目でようやく成功。世界で11番目に自らのロケットを用いて衛星を宇宙に送り出した国となったが、その一段ロケットがロシア製だったことから、韓国メディアからは『半分韓国ロケット』などと批判された。KSLV−2は自国製のエンジンを搭載しており、正真正銘の『韓国ロケット』になりそうだ」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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