Record China 2019年3月9日(土) 8時20分
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7日、韓国・チャンネルAは、北朝鮮のミサイル基地工事をめぐる韓国政府の態度が変わったと報じた。写真は北朝鮮。
2019年3月7日、韓国・チャンネルAは、北朝鮮のミサイル基地工事をめぐる韓国政府の態度が変わったと報じた。
記事によると、国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長は5日、北朝鮮がミサイル発射場を復旧する動きを見せていることについて「屋根と扉を取り付ける程度」とし、重要視しない考えを示した。また、「発射場を廃棄する際に参観団を迎えるための準備である可能性もある」との考えも述べていた。
しかしその後、米国の研究所が衛星写真の分析結果を相次いで公開。さらに一部のメディアが別のミサイル工場にも動きがあるとの事実を伝えると、韓国政府は立場を変えたという。
国防部報道官は7日の会見で「北朝鮮の核ミサイル施設を注意深く見守っている」と述べた。さらに「北朝鮮が核実験とミサイル発射を繰り返す過去に戻っているのではないか」との質問に対し「悲観的な見方」も示したという。報道官は「北朝鮮の意図についての情報はあるが申し上げられない。それはご存知の通りだと思う」と述べた。
また、大統領府報道官も「北朝鮮の動きを細かく把握し、注意して見守っている」と明らかにした。
これを受け、韓国では「韓国政府は米朝間の仲裁者を自任しているが、情報の分析や判断をまともにできていない」との指摘が出ているという。
これを見た韓国のネットユーザーからも「徐薫院長は北朝鮮のスパイでは?」「注意して見守っているだけ。また元通り」「本当に知れば知るほど無能な政府だ」「周知の事実を韓国政府だけ知らなかったなんて」「無責任だ。ご存知の通りではなく、徹底した安保態勢で万全の準備をしていると言うべき」など批判的な声が上がっている。また、「韓国政府は絶対に立場を変えないよ。ただ、北朝鮮からの“指令”を待っているんだ」「それでも南北共同事業だけは進めると言うだろう」と疑う声も。
また、北朝鮮の動きについて「建物が完成したから、最後に扉と屋根を付けたのだろう(泣)」「北朝鮮は絶対に核を廃棄しない。北朝鮮は変わるふりをしていただけで実際は何も変わっていない」などと不安を示す声も多く多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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