谷開来容疑者の裁判控え、90歳老革命家の実母が「娘を助けて」と奔走―香港紙

Record China    2012年8月7日(火) 15時32分

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5日、香港紙は、故意殺人罪で起訴された薄熙来・元重慶市委書記の妻、谷開来・容疑者の裁判を控え、谷容疑者の90歳になる実母が娘を救おうと奔走していると報じた。写真は07年1月、薄氏とともに薄一波氏の追悼会に参加した谷容疑者。

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2012年8月5日、香港紙アップル・デイリーは、故意殺人罪で起訴された薄熙来(ボー・シーライ)元重慶市委書記の妻、谷開来(グー・カイライ)容疑者の裁判を控え、谷容疑者の90歳になる実母が娘を救おうと奔走していると報じた。

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記事によると、谷容疑者の実母、範承秀(ファン・チョンシウ)氏は中国共産党の党歴75年を誇る老革命家。娘夫婦が暮らす重慶で悠々自適の毎日だったが、現在は娘を救うため、北京や重慶を駆けずり回る日々を送っているという。

範氏は事件が明るみになると、すぐに北京に飛び、知り合いの中国高官を訪問。何とか娘と娘婿を助けて欲しい、と懇願したようだが、良い返事は得られなかったようだ。その後、汚職事件に強い北京の弁護士に依頼しようとしたが、当局がこれを却下。結局、当局が指定した安徽省の弁護士を付けることになった。

現在は、弁護士や谷容疑者にさえも会わせてもらえない状況。それでもどうにか現状を好転させようと、外国メディアの前で「経済的な動機もないし、そもそもそんなことをするわけがない」と娘の無実を訴えたこともある。「(中国共産党は)私のような老党員にもこんな仕打ちをするなんて」と当局への不満も口にしているという。(翻訳・編集/NN)

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