<ロンドン五輪>金メダル量産の中国競泳チーム、その秘密は豪州にあり!―中国メディア

Record China    2012年8月7日(火) 17時29分

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6日、ロンドン五輪で金メダルを量産した中国競泳チーム。選手たちの活躍の秘密は豪州のトレーニング基地にあるという。写真は葉詩文。

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2012年8月6日、スポーツニュースサイトの捜狐体育によると、ロンドン五輪で金メダルを量産した中国競泳チームの活躍の裏には、豪州の水泳トレーニング基地の存在があるという。

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オーストラリアのブリスベーン郊外にある水泳トレーニング基地が中国競泳チームに大量の金メダルをもたらした。地元の人にも知られていないこの場所こそ、著名な水泳コーチ、ケン・ウッド氏が管理するトレーニング基地だ。自国の競泳選手のレベル向上のためなら、中国は費用を惜しまない。ウッド氏は中国から提供された金額について具体的な数字は明らかにしていないが、「たくさん」と語っている。

ロンドン五輪の女子400m個人メドレーで世界新記録を出し金メダルを獲得した葉詩文(イエ・シーウェン)を含め、多くの中国代表選手がウッド氏のトレーニングを受けている。「これまでに20人の中国人選手を受け入れた。中国は世界一の競泳大国になることを望んでいる。費用がどれほどかかろうと気にしていない」と同氏。

中国人選手がウッド氏のトレーニングを受けるために豪州入りする際には、専属の医師やトレーナー、マッサージ師、調理師、コーチが同行。近隣のアパートを借りて共同生活を行う。外食はせず、すべて自炊のメニューを全員でとり、毎朝5時にトレーニング開始と厳しいスケジュールをこなす。選手の給与は最高でも月7000元(約8万4000円)ほどで決して恵まれてはいないが、もし世界記録を破ることができれば「すぐに百万長者になれる」とウッド氏は話す。ウッド氏が指導し、2008年に世界新記録で金メダルを獲得した女子200mバタフライの劉子歌(リウ・ズーガー)は、その後自分のコーチに新車を1台プレゼントしたという。(翻訳・編集/本郷)

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