中国のスタントマン、面白半分でタクシーを強奪

The World Video    2018年8月20日(月) 19時50分

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中国の湖北省武漢市でこのほど、スタントマンの男がタクシーを強奪する事件が発生した。

中国の湖北省武漢市でこのほど、スタントマンの男がタクシーを強奪する事件が発生した。8月19日付で北青網が伝えた。

今月8日午前、ホテルの前で若い男がタクシーに乗った。移動中男はタクシーの運転手と世間話をするなど和やかなムードだったが、突然「タクシーを強奪したら重刑になるのか?」と運転手に聞いた。運転手は不審に思ったが、悪そうな人間に見えなかったため「少なくとも5年だろう」と答え気に留めなかった。

ところが、しばらくすると男は気分が悪いと言って車を止めさせ、モデルガンとハサミで運転手を車から降ろさせそのまま強奪した。強奪されたのは、中国の新エネルギー車と呼ばれる車両で、エネルギー満タン時で約200キロの走行が可能だが、エネルギーの補充には専用のアプリやカードが必要だったため、約200キロ走行した後、男はガス欠になった車を捨てて逃走した。

最終的に、警察は乗り捨てられた車の付近の店で男を拘束。男は7歳から武術を習い、テレビドラマのスタントマンとして武漢市に来ていた。数日前に恋人と別れたばかりで、憂さ晴らしのために面白半分でタクシーを強奪したと語っている。タクシーを強奪すると重刑になると聞いてもなお実行した理由については、「まだ若いから5年ぐらい何とかなる」と供述している。(翻訳・編集/内山)

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