<ロンドン五輪>中国などアジア諸国、新たな“中心勢力”に=関連ビジネスでも大きな利益―独紙

Record China    2012年8月9日(木) 7時20分

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6日、ロンドン五輪で中国はメダル獲得数だけでなく関連ビジネスでも大きな利益を上げ、大国としての地位を見せ付けている。写真は自動車で五輪マークを作る中国企業。

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2012年8月4日、独フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙はロンドン五輪でのアジア諸国の躍進に触れ、「中でも中国はメダル獲得数だけでなく、グッズやチケット事業など関連ビジネスでも大きな利益を上げ、強国としての地位を見せ付けている」と指摘した。6日付で環球時報が伝えた。

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ロンドン五輪でのアジア選手の活躍は、諸外国から疑いの目を向けられるほど目覚ましい。競泳の女子個人メドレー2種目を制した中国の葉詩文(イエ・シーウェン)は、男子を上回るラップタイムを出したことからドーピング(禁止薬物使用)疑惑がかけられたほど。中国、日本、韓国などアジア選手の金メダル獲得数は、開幕から1週間で全体の3分の1に達し、前回の北京五輪(28%)を上回るペースとなっている。

特に中国は自国の強国ぶりを示す“展示会”だった北京五輪から4年、ロンドンでもますますその勢いを増している。中国選手団が宿泊する施設は四方を壁に囲まれ、2頭のライオンの石像が敷地を守るように据えられ、壁には70年代当時の毛沢東主席と英ヒース元首相が一緒の写真が掛けられている。中国は五輪競技だけでなく、関連グッズやチケット事業でも大きな利益を上げており、その強国ぶりは衰えを知らないようだ。(翻訳・編集/AA)

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