人民網日本語版 2018年8月20日(月) 23時50分
拡大
北京を出発する前はアジア競技大会に対する関心はスポーツ界からしか感じ取れなかったが、ジャカルタに到着すると、この都市が醸し出すアジア競技大会の熱気に飲み込まれてしまった。写真はバドミントンの桃田賢斗。
北京を出発する前はアジア競技大会に対する関心はスポーツ界からしか感じ取れなかったが、ジャカルタに到着すると、この都市が醸し出すアジア競技大会の熱気に飲み込まれてしまった。街頭を飾る同大会のマスコットキャラクターと宣伝スローガンが、第18回アジア競技大会がスタートすることを人々にひっきりなしに告げていた。工人日報が伝えた。
アジア競技大会は4年に1度開催されるアジア各国のスポーツの実力を全面的に示す戦いだ。それは今年も例外ではなく、中国や日本といったアジアのスポーツ強国の対抗は、どのような火花を散らすのだろうか。
■アジアの覇者の地位守る中国
8年前の広州アジア競技大会で、中国代表はホームグラウンドの利を活かして金メダル199枚を含む416枚のメダルを獲得。この枚数はアジア競技大会で過去最多となった。
中国は今回大規模なチームを派遣しているが、新人選手の割合はなんと74.6%。そのため金メダルを含むメダル獲得数がある程度減少すると予想されているが、中国の各競技をカバーする人材の豊富さと全体的な実力の面では、今大会もアジアの覇者としての地位を守ることは難しくないとみられている。
■得意競技における日中対決に注目
アジア競技大会は常に日中韓の三つ巴の戦いとなるが、なかでも日中間の競争がより注目を集める。特に日本は2020年夏季五輪を開催するため、日中のスポーツ分野の駆け引きがさらに激しさを増すとみられている。
日中が互いに得意とする競技のうちバドミントンを例とすると、先ごろ南京で閉幕した世界バドミントン選手権で、両チームは計10枠あった決勝戦の枠にそれぞれ4枠を占めた。中国は混合ダブルスと男子ダブルスで金メダルを獲得し、日本は女子ダブルスと男子シングルスで優勝した。こうした日本バドミントンの台頭は、中国のかつての優勢を脅かしている。
また、中国体操はリオ五輪で金メダルを獲得できず、最悪の結果となった。東京五輪までの2年間で中国体操は巻き返しを図るが、ベテランが円熟味を増し、新人も輩出している日本男子体操と渡り合うのは困難だろうとみられている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/8/20
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る