2012年8月7日、米華字メディア・世界日報によると、重慶市トップを解任された薄煕来（ボー・シーライ）氏の妻・谷開来（グー・カイライ）被告の初公判が安徽省合肥市で9日に行われる。英国人ビジネスマンの殺害に関与したとされる。

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米ウォール・ストリート・ジャーナルの中国語サイトは、裁判は1日で終了すると予測。中国本土では98％の確率で判決が下されており、また司法も中国共産党の支配下にあることから、専門家は「谷被告の死刑はほぼ確定している」とする一方で、「死刑を免れ、無期懲役刑になる可能性が高い」と指摘。英デイリー・テレグラフ紙は「薄・谷夫妻は合肥市での裁判前からすでに判決が内定している」と伝えている。

薄煕来氏の汚職を暴露したことで6年もの間服役した香港文匯報の元記者・姜維平（ジアン・ウェイピン）氏は「一審は死刑、その後二審で判決が覆され、死刑を免れるだろう」とし、「谷被告はおそらく外国籍を持っていることから、死刑になる可能性は低い」と指摘。さらに「減刑を目的に、中国の腐敗政治について知っていることを暴露する可能性もある」としている。（翻訳・編集/岡田）