2012年8月9日、薄熙来（ボー・シーライ）前重慶市党委書記の妻で英国人ビジネスマン殺害事件の主犯とされている谷開来（グー・カイライ）被告の初公判が、安徽省合肥市中級人民法院（地裁）で始まった。国営新華社通信（電子版）が伝えた。

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谷被告は薄家の使用人だった張暁軍（ジャン・シャオジュン）被告と共謀して、英国人ビジネスマン、ニール・ヘイウッド氏を殺害したとして「故意殺人罪」に問われている。当時、ヘイウッド氏との間で金銭トラブルを抱えていた谷被告が、同氏から脅迫を受け、息子・薄瓜瓜（ボー・グアグア）氏の身の危険を感じたため、殺害を決意したというもの。

昨年11月13日、ヘイウッド氏が宿泊していた重慶のホテルで一緒に酒を飲んだ後、泥酔した同氏に毒を飲ませ、殺害した疑い。合肥市人民検察院は谷被告を主犯、張被告を共犯としており、「証拠は十分にそろっている」としている。

公判は谷、張両被告やヘイウッド氏の友人、英国大使館員、記者、議員ら各界から約140人が傍聴した。（翻訳・編集/NN）