中国サッカー、日韓にいつ追いつく?「青少年育成が不可欠」―中国メディア

Record China    2012年8月9日(木) 21時7分

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8日、中国メディアはロンドン五輪男子サッカーの日本と韓国の躍進について「中国はいつ『アジアの速度』に追いつくのか」とし、若い選手の育成に力を入れる必要があると主張した。写真は中国代表チームの練習。

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2012年8月8日、中国新聞社はロンドン五輪男子サッカーの日本と韓国による3位決定戦について「中国はいつ『アジアの速度』に追いつくのか」とし、レベルを上げるには若い選手の育成に力を入れる必要があると主張した。

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ロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦、日韓戦が間もなく行われる。アジアサッカー界の両雄である両国。準決勝で日本はメキシコに1−3、韓国はブラジルに0−3で敗れた。五輪史上アジアチームによる最高成績は、1968年メキシコ大会で日本が獲得した銅メダル。今回は五輪で初の4強入りを決めた韓国と対戦する。両チームとも決勝進出は逃したものの、今大会での準決勝進出は、サッカー界における日韓の躍進、「アジアの速度」を示す形となった。

男子だけではない。女子サッカー日本代表の躍進はとどまるところを知らない。W杯優勝以降、日本女子チームはアジアの実力を世界に示し、今回の五輪でも決勝進出を果たした。大胆さと細やかな技術を兼ね備える日本チームは、女子サッカーの世界地図を変えた。

日韓サッカーの実力向上は、青少年選手の育成を続けてきたたまものといえよう。各クラブはいずれも傘下にジュニアチームを抱え、若い選手たちは国際大会で経験を積むことで実力を上げている。ひるがえって中国はどうだろう。W杯とは3大会連続で無縁だが、いまだに一足飛びに世界を狙おうとしている。欧州リーグで活躍したコートジボワール代表・ドログバに数億の大金を払って呼び寄せる一方、青少年の育成には数千万の金すら出し惜しんでいる。これでは新たな才能の出現など望めない。

日韓チームの躍進は世界に認められ、栄誉だけでなく尊敬も得た。中国サッカーはいつになったら「アジアの速度」に追いつくのだろう?(翻訳・編集/AA)

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