人民網日本語版 2018年8月23日(木) 23時40分
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北京っ子である李雲義さんは大阪で羊の背骨を味わう北京の地元グルメ「羊蝎子」火鍋店を経営しており、本場北京の味を楽しめると評判も上々だ。
北京っ子である李雲義(リー・ユンイー)さんは大阪で羊の背骨を味わう北京の地元グルメ「羊蝎子」火鍋店を経営しており、本場北京の味を楽しめると評判も上々だ。李さんはなぜ日本で羊蝎子火鍋の店を開こうと思ったのだろうか。
日本に来るまで20年以上にわたり飲食業界で働いていた李さんは、大阪商工会の責任者と出会ったのをきっかけに日本にやって来たという。
李さんは日本では、冷たい水をよく飲む日本人が多いことに気づいたという。日本に来た中国人の多くも「郷に入っては郷に従え」とばかり冷たい水を飲むのだが、冷たい水を飲む習慣のない中国人にとって、冷たい物ばかり飲み続けると、身体の調子を崩したり、胃腸の不調を訴えるようになるという。そこで李さんは羊蝎子火鍋店を開店しようと決めたのだという。なぜならおいしいだけではなく、熱々の羊の肉には体を温める効果があり、体にもよいからだ。
李さんのレストランは、本場北京の味と体に良いというだけでなく、「割引は一切しないが、サービスはする」というその経営理念もユニークだ。例えば客が5000円分の料理を食べた場合、1万円分の増量サービスをするのだという。それにより客は非常に得をしたと感じ、客を呼び寄せることになるという。
現在、火鍋店の人気はますます高まっており、李さんは、「さらに多くの中国グルメを日本に持ち込み、海外にいる中国人たちに本場の故郷の味を提供していきたい」と語っている。(提供/人民網日本語版・編集/TK)
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