2012年8月10日、環球時報によると、北朝鮮政府と中国企業が鉱山開発提携を発表した。韓国メディアは北朝鮮の地下資源が中国に根こそぎ持ち去られると警戒感を示している。

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先日、北京の北朝鮮投資事務所は中国企業との提携を発表した。同事務所は北朝鮮合営投資委員会が持つ唯一の海外事務所で今年初頭に開発された。今回の提携が初の外資誘致となる。提携では中国が投資し北朝鮮の金鉱山1カ所、鉄鉱山2カ所を共同開発する内容となっている。

中国による北朝鮮の地下資源開発はすでに始まっている。北朝鮮の対中鉱物資源輸出は年々増加し、2010年には8億6000万ドル（約690億円）を記録。2011年にも大幅な伸びを見せた。今や北朝鮮の対中輸出の過半数は鉱物資源で占められている。

世界日報は、北朝鮮の地下資源は南北統一後の資金不足を補う重要な資産だが、中国が掘り尽くしてしまうと懸念している。（翻訳・編集/KT）