李明博の竹島訪問と米国の困惑=ナショナリズム激化に国際的懸念も―中国紙

Record China    2012年8月12日(日) 10時37分

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10日、韓国の李明博大統領が竹島を視察した。韓国歴代大統領として初めて竹島に上陸した。日韓の争いに一番困惑しているのは米国。英国人研究者ウッドボード氏はそう指摘している。資料写真。

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2012年8月10日、韓国の李明博大統領が竹島を視察した。韓国歴代大統領として初めて竹島に上陸した。11日、環球時報が伝えた。

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2010年11月、ロシアのメドベージェフ大統領(当時)が日本の北方領土を視察したが、李大統領の竹島訪問をそれを模倣したものとなった。日本政府は駐韓国大使を召還したほか、さらなる抗議行動を採る可能性も否定していない。日本世論はレームダックになった李大統領が任期満了前に愛国ショーを演じたと批判している。

英国人研究者ウッドボード氏は10日、環球時報の取材に応え、「日韓の争いに一番困惑しているのは米国だ」と指摘した。「アジアへの帰還戦略」を続ける米国は日韓関係の緊密化を望んでいるが、実際には最悪となっている。また李大統領の竹島訪問は東アジア諸国のナショナリズムをさらに激化させるとの国際的な懸念を招いている。(翻訳・編集/KT)

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