イーソン・チャン、中国人の劣悪マナーを歌詞で批判?中国で発禁処分のおそれも―香港

Record China    2012年8月13日(月) 17時54分

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12日、香港の男性歌手イーソン・チャンが、中国人を批判したと言われる最新曲の歌詞について語った。

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2012年8月12日、香港の男性歌手イーソン・チャン(陳奕迅)が、中国人を批判したと言われる最新曲の歌詞について語った。文匯報が伝えた。

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香港のトップ歌手イーソンの新譜「3mm」から、収録曲の歌詞が注目されている。問題の楽曲「非礼」はタイトルも衝撃的だが、歌詞の内容は中国人のマナーの悪さを暗に指摘したもの、と言われる。アルバムそのものが中国で発禁処分に遭う可能性も濃厚、との報道まで飛び出している。

最近の香港では、中国人への批判が高まる一方。中国人女性が越境出産のために香港の病院へ大挙して押し寄せ、ベッド数不足になって地元香港の妊婦たちを困らせているという話題や、公共交通機関でも人目を気にせず飲食するなどのマナー違反などが香港人を刺激している。「非礼」でつづられた刺激的な歌詞は、そんな香港人の心情を代弁していると言われている。

12日、香港で行われたアルバムのサインイベントに登場したイーソンは、一連の報道内容を否定。楽曲は中国人への批判をぶつけるものではないうえ、「僕は政治オンチだし、音楽で誰かを非難しようと思わない」と話した。

今月はじめ、イーソンの妻でタレントのヒラリー・ツイ(徐濠●/●=索の「十」を「火」ふたつに)がブログで「マナーの悪い中国人!」と怒りをぶちまけた。プライベートでの食事中、ぶしつけに写真を撮影されたことを批判したものだが、これに“逆ギレ”した中国のネットユーザー数十万人が彼女を攻撃するという騒動があったうえで、今回の歌詞問題が起こった。そのため“婦唱夫随”との憶測も報じられており、中国国内での販売問題も含め、今後の動向が注目されている。(翻訳・編集/Mathilda

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