2012年8月12日、南米初開催となる4年後のリオデジャネイロ五輪を控え、ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は「これまでで最高の五輪にする」と宣言した。中国のスポーツ紙・体壇周報が伝えた。

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先月27日に行われたロンドン五輪開会式に出席したルセフ大統領は、「私たちの時はサンバを取り入れるわよ。ロンドンと北京を超える最高の開会式にする自信があるわ」などと述べ、次のリオデジャネイロ五輪を「史上最高の五輪」にすると約束した。

地元での五輪開催に向け、ブラジル政府は3000万ドル（約23億円）を投じて選手育成に力を入れている。このほか、練習施設の整備に1億ドル（約78億円）、ブラジル全土の公立学校に5億ドル（約390億円）かけて運動場を作る計画も立てている。

サッカー王国・ブラジルにとって、今大会最大の屈辱は男子決勝戦でメキシコに1対2で敗れたこと。ブラジルの過去の戦績はロサンゼルス（1984年）とソウル（1988年）で銀メダル、アトランタ（1996年）と北京（2008年）で銅メダルのみ。そのため、地元開催では悲願の金メダル獲得に期待がかかっている。（翻訳・編集/NN）