2012年8月11日、中国・河南省焦作市で第37回ミス・ビキニ・インターショナル中国大会の優勝者が決定した。この大会は「候補者たちがちっとも美しくない」とこのところ争議の的になっていたが、優勝者については「選考に一度も参加せずに優勝した」と指摘されている。中原ネットの報道。

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これは大会終了後、複数の候補者たちが告発したもの。優勝者の趙美娟（ジャオ・メイジュエン）さんは予選大会には出場しておらず、決勝大会にいきなり“シード参戦”。しかも大会の通しリハーサルには出席していなかったという。そんな人物がいきなり女王の座については、他の参加者たちは当然、面白くない。大会組織委は「負けた候補者たちの単なる嫉妬」とこの騒動を一蹴している。

決勝戦は今月6日にスタートし、全国各地から60人を集めて行われるという触れ込みだった。しかし、実際にコンテストに参加したある女性に尋ねると、「参加人数が足りないので友人のモデルに声をかけて人を募ってほしい」と組織委に依頼され、友人の“サクラ”を確保したのだという。以降、受賞決定日までの選考過程で、優勝者となる趙さんと居合わせたことは一度もなかった。なお、大会の公式サイトには趙さんのプロフィルや写真は掲載されていない。これについて記者が大会組織委に尋ねると、「彼女は河南地区を勝ち抜いてきた」と説明したため、「河南地区の何位の受賞者ですか？」と再度訪ねると、「よく分からない」との回答だった。(翻訳・編集/愛玉)