Record China 2018年8月28日(火) 8時20分
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27日、韓国のインターネット上である消防士のタトゥーが話題になっている。
2018年8月27日、韓国のインターネット上である消防士のタトゥーが話題になっている。
韓国メディア・YTNなどによると、あるタトゥーアーティストが最近「現職消防士のタトゥー」と題する写真を公開した。同写真を見ると、左胸に「KOREA FIRE FIGHTER(韓国の消防士)」とあり、その下にハングルで「私は臓器/組織の提供を希望します」というメッセージが心電図のデザインと共に彫られている。
同写真の人物は世宗(セジョン)消防署に勤務するイム・ギョンフンさん。イムさんは消防士になる前の2010年に臓器提供の誓約をした。しかし勤務を通じ、緊急の状況では身分証にある誓約ステッカーが発見されにくいことに気付き、万が一の場合に誰が見てもすぐに分かるよう左胸にタトゥーを入れたという。
YTNでは「最後の瞬間まで1人でも多くの命を救いたいという消防士の意志は、感動を超えて多くの人々の臓器提供への参加につながっている」と伝えている。
これを受け、韓国のネット上では「尊敬する」「涙が出そう」と感動するユーザーが続出する中、「臓器提供だけを話題にするのではなく、提供者死亡後の処理案についても法律を作って広めるべき」「臓器提供を奨励する前に、提供者を礼遇して少なくとも葬儀はきちんとしているのか?」と問題提起する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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