麻薬密売の韓国人2人に一審で死刑判決、1人は執行猶予付き―韓国メディア

Record China    2012年8月14日(火) 20時4分

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14日、2009年に中国東北部で覚せい剤原料の一種である「エフェドリン」を密売していたとして逮捕された韓国人2人に対し、吉林省延辺朝鮮族自治州中級人民法院(地裁)が一審で死刑判決を言い渡した。写真は延辺朝鮮族自治州。

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2012年8月14日、韓国の聯合ニュースによると、2009年に中国東北部で覚せい剤原料の一種である「エフェドリン」を密売していたとして逮捕された韓国人2人に対し、吉林省延辺朝鮮族自治州中級人民法院(地裁)が一審で死刑判決を言い渡した。環球時報が伝えた。

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瀋陽韓国総領事館によると、死刑判決が下ったのは申(シン)、金(キム)両被告で、申被告は執行猶予なしの死刑、金被告は執行猶予2年付きの死刑判決となった。2人は、2009年7月に吉林省長春市から遼寧省瀋陽市に移動しながらエフェドリンの密売をしていた際、逮捕された。共犯がもう1人いたが、昨年6月に刑務所内で病死した。

中国の刑法では「覚せい剤50g以上の密輸は懲役15年か無期懲役、または死刑」と定められている。中国では昨年5月にも覚せい剤を密輸したとして韓国人の男が山東省青島中級人民法院で死刑判決を言い渡されている。

中国は近年、麻薬の密輸・密売に対して厳しい態度を取っており、外国人に対する死刑判決・執行も増加している。2009年12月には英国の強い抗議を拒否し、英国人密輸犯の死刑を執行。2010年4月には日本人3人の死刑も執行されている。(翻訳・編集/NN)

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