<ロンドン五輪>中国メディア、「メダル争いで2位」が無念、「米国人は体格で有利」と言い訳報道―米紙

Record China    2012年8月15日(水) 10時27分

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14日、ロンドン五輪のメダル総数で米国に次ぐ2位に終わった中国が悔しさのあまり、あえて「2位」に触れない報道を展開している、と米紙が報じた。写真は14日、ロンドンから帰国した中国代表選手団。

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2012年8月14日、環球網によれば、ロンドン五輪で中国は金メダル38個を含む計88個のメダルを獲得、総数で米国に次ぐ第2位という輝かしい成績に中国全土が祝福ムードに包まれているが、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は「中国メディアは米国に及ばず2位に甘んじたことをあえて触れないようにしている」と伝えている。

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ロンドン五輪閉幕にあたり中国共産党や国務院(政府)が五輪代表選手団に祝電を送ったことなどを多くの中国メディアがトップ記事で報じたが、一部メディアは中国がメダル総数で2位に終わったことについて触れようとせず、「そもそも欧米人とは体格が違う。中国人が対等に戦えるわけがない」などの言い訳ばかり並べ立てた“偏向報道”を展開している、と記事は指摘している。

さらに中国国内のネットユーザーも“検閲”を受けてメダルランキングなどへの批評記事を公開できないようになっており、各掲示板でも馬術競技で韓国代表が馬とともに転倒したアクシデントなど、中国にとって当たり障りのない内容しか扱えないようになっていると記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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