事故全体の60%を占める交通事故、2011年は全体的に減少―中国

Record China    2012年8月18日(土) 10時11分

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15日、中国国家安全生産監督管理総局は2011年の事故報告を発表。前年に比べ事故件数と死亡人数はそれぞれ4.5%と5.1%減少した。写真は広東省で起きた交通事故。

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2012年8月15日、中国国家安全生産監督管理総局は、同局の公式サイトで2011年全国の事故報告を発表した。中国新聞社が伝えた。

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報告によると、2011年全国の事故件数は34万7728件で、死亡人数は7万5572人だった。前年に比べ事故件数は1万6447件、死亡人数は4079人減り、それぞれ4.5%と5.1%減少した。

項目別にみると、工業・採掘や火災、道路・水上・鉄道交通などでは事故件数及び死亡人数共に前年より減少し、航空や農業、漁業では前年より事故件数が上昇したものの、死亡人数は減少した。

全体的には道路交通事故の発生件数と死亡人数が最も多く、それぞれ全体の60.6%と82.6%を占めた。事故発生件数では火災が36.1%で続き、死亡人数では工業・採掘が12.8%で続いた。

また、全国の比較的大きな事故も前年に比べ減少し、発生件数及び死亡人数はそれぞれ7.3%と5.9%減少した。しかし項目別にみると、航空や鉄道は発生件数及び死亡人数共に増加し、火災では発生件数こそ減少したものの、死亡人数は増えた。

さらに全国の重大事故は、火災で発生件数と死亡人数が増加したものの、そのほかは減少しており、全体的には前年より発生件数が8.1%、死亡人数は7.2%減った。重大事故のうち、工業・採掘での発生件数及び死亡人数が最も多く、道路交通と合わせると発生件数は全体の77.9%を占め、死亡人数は82.3%を占める。

このほか、特別重大事故の発生件数と死亡人数も前年より、それぞれ63.6%と61.4%減少した。工業・採掘では発生件数と死亡人数は減少し、それぞれ87.5%と84.4%減った。一方、道路交通では特別重大事故が2件発生し、76人が死亡。前年に比べ事故発生件数は100%、死亡人数は130.3%増加した。(翻訳・編集/内山)

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