Record China 2018年8月31日(金) 17時50分
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30日、澎湃新聞は、ジャカルタ・アジア大会陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得した日本の強さについて伝えた。写真は蘇炳添。
2018年8月30日、澎湃新聞は、ジャカルタ・アジア大会陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得した日本の強さについて伝えた。
30日に行われた同種目決勝では、日本がほぼ独走状態で優勝。ライバルの中国はインドネシアにも勝てず銅メダルに終わった。記事は100メートル9秒91のタイムを持ち、中国の3走を務めた蘇炳添(スー・ビンティエン)が「今のわれわれは絶対的なスピードでも実力でもかなわない」と発言したことを挙げ、「これは相手に対する謙虚な表現ではなく、確かに日本にはかなわないのだ」とした。
その上で、日本のメンバーについて「1走は100メートル走で10秒ジャストの自己新を出した26歳の山縣亮太、2走は自己ベスト10秒08を持つ22歳の多田修平、3走は日本人で初めて100メートル10秒台の壁を破った22歳の桐生祥秀、そしてアンカーは調子の波が大きいものの今年は10秒2程度のタイムを保っている25歳のケンブリッジ飛鳥が務めた」と紹介している。
そして、「4人のうち2人が2016年のリオ五輪同種目銅メダリストである」と指摘。「年齢的には2年後の東京五輪にピークを迎え、さらにその2年後の杭州アジア大会までピークが続く可能性がある」とした。さらに、「もっと重要なこと」として、「彼らの後ろに同じく10秒2のタイムを持つ補欠選手が何人もいることだ」と伝えた。一方で、中国の選手層について中国のあるコーチが「若い選手はいるが、逸材は確かに多くない」と語ったことを紹介している。
蘇は日本の強さについて、「日本の選手はみんな、1走からアンカーまでそれぞれ異なる役割を担う能力を持っている。これは本当にわれわれが学ぶべき点だ。誰かがけがやアクシデントで出られない時、みんなが普段走らないポジションをちゃんとこなすことができれば、とても強いチームになるからだ」とも語っているという。(翻訳・編集/川尻)
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