BRIDGE 2018年8月28日(火) 5時50分
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7月の訪タイ中国人観光客の数が前年同月に比べ0.9%減った。8月の減少幅は14.3%に拡大する見通しだ。写真はプーケット。
中国人観光客に大人気の東南アジア・タイで異変が起きている。7月の訪タイ中国人観光客の数は前年同月に比べ0.9%減っており、8月の減少幅は14.3%に拡大する見通しだ。参考消息網が26日付で報じた。
記事によると、タイを訪れる外国人観光客に中国が占める割合は最大で、昨年は全体(3538万人)のおよそ3分の1を中国人客が占めた。だが、7月上旬にプーケットで中国人観光客40人以上が犠牲になるボート転覆事故が起きてから中国人客は減少。訪タイ中国人観光客が減るのは17年以降、初めてで、タイは下半期の中国人客受け入れ目標を当初より66万9000人少ない515万人に引き下げるという。
記事はタイのホテル協会が「中国人客のプーケット島でのホテル予約(客室数ベース)が通常より30%減った」と指摘していることを説明する一方、旅行業者の団体の責任者から「10月の国慶節シーズンには回復するだろう」との声が出たことを伝えている。(提供/Bridge・編集/Asada)
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