<尖閣問題>国際ジャーナリスト連盟、日本側に抗議船同乗の香港記者2人の釈放を要求―米メディア

Record China    2012年8月17日(金) 15時18分

拡大

16日、国際ジャーナリスト連盟は香港の抗議船に同乗し、出入国管理法違反容疑で現行犯逮捕された香港のテレビ局記者2人について、日本側に即時釈放を求めた。写真は15日、活動家らの尖閣上陸を伝える中国中央テレビ(CCTV)のテレビ画面。

(1 / 8 枚)

2012年8月16日、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は香港の活動家団体「香港保釣(尖閣防衛)行動委員会」の抗議船に同乗し、出入国管理法違反(不法入国)容疑で現行犯逮捕された香港のテレビ局記者2人について、日本側に即時釈放を求めた。米ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

その他の写真

抗議船に同乗していたのは香港のテレビ局フェニックステレビ(鳳凰衛視)の記者、蒋暁峰(ジアン・シャオフォン)氏とカメラマンの梁培錦(リアン・ペイジン)氏。今月15日に尖閣諸島(中国名・釣魚島)の魚釣島に到着、船上から衛星電話で生中継していたところ、他の12人の活動家とともに日本側に逮捕された。2人は魚釣島に上陸していない。

フェニックステレビの何亮亮(ホー・リアンリアン)解説員は16日、ボイス・オブ・アメリカの取材に対し、「取材したメモや映像が没収された。すべて返して欲しいと交渉しているが、戻って来るかどうかは分からない」と懸念を示したほか、「2人は報道の自由という原則にのっとって同行取材しただけ。釣魚島(尖閣諸島)には上陸していない」と強調。「日本側は2人の記者を含む14人を強制送還することを決定した。17日晩には香港に戻ってくるのではないか」と話した。

中国外交部は15日、「14人の中国公民の安全」と「無条件での即時釈放」を求めた。また、フェニックステレビの呂寧思(リュー・ニンスー)資訊台(インフォニュースチャンネル)副台長が「日本側が記者の正常な取材を妨害したことに憤慨している」と非難したほか、香港ジャーナリスト聯合会の麦燕庭(マイ・イエンティン)会長も「日本は報道の自由を尊重し、2人の記者を釈放すべきだ」と話している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携