中国が非同盟外交方針を転換、軍事同盟設立に動き―英紙

Record China    2012年8月19日(日) 9時4分

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16日、中国が従来の方針を転換し、軍事同盟を構築する動きを見せている。写真は海南省博物館の三沙写真展。

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2012年8月16日、英紙フィナンシャル・タイムズは記事「中国が非同盟外交を放棄か」を掲載した。17日、環球時報が伝えた。

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中国とソ連の同盟関係は1960年代初頭には有名無実化していた。1982年に中国は非同盟外交の方針を決定。以来、同盟国を作らない方針を貫いている。北朝鮮、パキスタン、ミャンマー、イラン、スーダンなどの国とは特別な関係を築いていたとはいえ、あくまで経済的利益が主流であり、同盟関係ではなかった。

だが、その方針が変わりつつある。米国が「アジアへの回帰」戦略を進めるなか、非同盟外交に疑義を呈する声が高まっている。実際、シリア問題を契機にロシアとの緊密化が進むなど非同盟外交は揺らぎを見せている。

清華大学現代国際関係研究院の閻学通(イエン・シュエトン)院長は、過去の方針に固執することなく、中国は軍事同盟構築に動くべきと説く。ミャンマーと北朝鮮が改革開放にかじを取るなか、彼らは本当の意味で中国の同盟国になるにふさわしいと評した。(翻訳・編集/KT)

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