フカヒレ禁止こそ浪費になる、中国水産協会が規制に反発―中国紙

Record China    2012年8月20日(月) 6時29分

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17日、フカヒレ規制の広がりに中国の業界団体は強く反発している。写真はフカヒレ料理。

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2012年8月17日、広州日報によると、フカヒレ規制の広がりに対し、中国水産協会が莫大な浪費になると主張している。

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中華を代表する高級食材フカヒレ。しかしサメの乱獲につながっていると批判が高まっている。米国ではフカヒレの販売や輸入を禁止する動きが広がっているほか、中国国内でもフカヒレ禁止の動きが広がりつつある。

一方で中国水産協会はフカヒレ禁止に強く反発している。先日公布された「中国サメ産業白書」は、中国近海では専門的なサメ漁が操業されておらず、通常の漁の際に捕獲されたサメが消費されていると指摘。フカヒレを禁止すれば廃棄するしかないと主張した。

山東大学威海分校海洋学院の王亜民(ワン・ヤーミン)副教授は「国家利益の観点からフカヒレ食には反対する。栄養のない軟骨を巨費を投じて輸入するのは浪費だ」と主張。その一方でサメ製品貿易は商業行為として認めるべきだと主張。環境保護団体の主張する年数千万匹のサメが乱獲され絶滅の危機に瀕しているとの主張も、偏向している可能性があると指摘している。(翻訳・編集/KT)

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