Record China 2012年8月20日(月) 21時15分
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20日、中国各地で19日に起きた反日デモで暴徒化した一部の参加者が日本車を破壊したことに対し、中国紙が「持ち主は同胞である中国人。これは愛国行為ではない、単なる愚行だ」と非難した。写真は杭州の反日デモ。
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2012年8月20日、中国紙・中国青年報(電子版)は、中国各地で起きた反日デモで暴徒化した一部の参加者が日本車を破壊したことに対し、「持ち主は同胞である中国人。これは愛国行為ではない、単なる愚行だ」と非難した。
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尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を訴えるデモが19日午前、北京、青島、広州、深セン、杭州など中国の10数都市で行われ、日本製品のボイコットや日本人10人が尖閣諸島に上陸したことに対する抗議が叫ばれた。
国営新華社通信によると、各地のデモは警察隊の出動により概ね沈静化したが、暴徒化した一部の参加者が日本車を破壊したり、日本料理店に乱入したりした。記事は「日本側の誤った態度や行動が中国人の気持ちを逆なでした。若者の熱い愛国心は称賛に値する」としながらも、「同胞である中国人の持ち物を壊すことは愚かな行為だ」と指摘。
「反日を叫ぶつもりで街に飛び出し、車や店を壊して結局は同胞に損害を与えた。だが、こうした行為は日本人を喜ばせるだけ。同胞を苦しめ、敵を喜ばせる行為は二度とするべきではない」とし、「こうした愚行はインターネットを通じてあっという間に世界中に広まり、中国のイメージに傷がつく。これを見た日本人はほくそ笑んでいるに違いない」と呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)
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