2012年8月16日、中国・遼寧省葫芦島市で水着の博覧会が開催され、2011年の水着販売量が2億着ほどで、世界全体の5分の1を占めたことが明らかになった。新華社通信が伝えた。

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今後10年で中国の水着需要は急速な増加が見込まれており、中国アパレル業界の中で最も成長が期待できる産業の1つだという。さらに、中国の水着3大生産地と呼ばれている遼寧省葫芦島市興城、福建省泉州市晋江、浙江省金華市義烏の3都市にはのべ20万人近い従業員が従事しており、年生産量は4億2000着ほどで、世界総生産量の39．7％を占めている。

3大生産地の年生産量のうち約2億着が国内で販売されており、その3分の1以上が葫芦島市で生産されている。膨大な生産量を誇る同市だが、国際的なブランドといった付加価値を持つ商品は少なく、水着の卸値は平均50元（約600円）ほどだという。（翻訳・編集/内山）