<ロンドン五輪>競泳200メートルで中国選手と同着2位の韓国選手に、一時銀メダルのレプリカを授与―IOC

Record China    2012年8月22日(水) 9時29分

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21日、ロンドン五輪の競泳男子200メートル自由形決勝で、中国の孫楊選手と同着2位となった韓国の朴泰桓選手が表彰式で授与された銀メダルは偽物だったことがわかった。写真はIOCの「配慮」により中国国旗の上に掲げられた韓国国旗。

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2012年8月21日、韓国紙・朝鮮日報によると、ロンドン五輪の競泳男子200メートル自由形決勝で、中国の孫楊(スン・ヤン)選手と同着2位となった韓国の朴泰桓(パク・テファン)選手が表彰式で授与された銀メダルは偽物だったという。

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7月31日、ロンドンのオリンピックパーク・アクアティックスセンターで行われた男子200メートル自由形決勝で、孫、朴両選手はともに1分44秒93のタイムで銀メダルを獲得した。表彰式では二人とも同じ銀メダルを首にかけていたが、実は朴選手のメダルは偽物だった。

韓国側の関係者は「表彰式の2日後、IOCから朴選手に授与したメダルは偽物なので本物のメダルと交換に来るようにとの通知があり、本物のメダルが朴選手の手に渡った」と語った。

ICOではメダルの紛失や突発事態に備えて、「偽物(レプリカ)」のメダルを用意しておくことが通例となっており、朴選手が授与されたのもこのメダルだった。「偽物」のメダルは、重さ、色、形状もすべて本物と同じで、朴選手は本物のメダルだと思って口にくわえ、現場の韓国人記者にも触らせていた。

また、表彰式で国旗掲揚の際、IOCが韓国の国旗を中国の国旗の上に掲げたのも、偽のメダルを渡したことを申し訳なく思ったために取った措置だったという。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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